不動産会社の経営者が教える! 失敗しない「賃貸物件探しのチェックポイント」
物件探しの際、知っておくと助かるトピックをご紹介。『持ち家女子はじめます』(飛鳥新社)の著者であり、5000人超の女性たちの「幸せになれる家選び」をサポートしてきた「ことり不動産」代表の石岡茜さんに、賃貸物件を探す際のNG行動についてお聞きしています。今回のテーマは、やむを得ず内見ができない場合の物件の選び方について。選ぶ際の注意点は?チェックポイントは?などなど、ぜひ物件選びの参考にしてください!
内見できないときのNG行動
――遠方へ引っ越す、急に引っ越しが決まったなど、内見しないまま物件を選ばざるを得ない方もいると思います。
石岡そうですね。引っ越しシーズンのピークとなる2月~3月は人気物件の争奪戦が起こるため、スピード勝負とばかりに内見しないで契約を結ぶ方も一定数いらっしゃいます。
また、大家さんや管理会社は入居者がいない期間を減らすため、退去予定の住人が居住中の段階で入居者募集を始めるのが一般的です。そのため退去日を迎えるまでに次の入居者が決まってしまい、内見できないというパターンもあります。
――どうしても内見したい場合はどうすればいいですか。
石岡同じ物件に空き部屋があればそちらを見せてもらう、不動産会社を通じて入居者に室内を見せてもらえるように交渉する、など方法はありますが、どちらも難しい場合が多いでしょうね。