限定グッズやスイーツも超おしゃれ! 連休のお出かけにもぴったりなマティスの展覧会
では、本展のメインビジュアルにも使われている切り紙絵の大作《花と果実》が登場!色も形もポップでかわいい雰囲気の花の絵は、見ているだけで明るい気分になってきます。
本作品について、米田さんは次のように述べています。米田さんマティスは1952年ごろ、アメリカ人コレクターから大型装飾作品を注文されました。本作品は、その装飾作品のためにマティスが提案した四つの案のうちのひとつです。5枚のカンヴァスが繋げられ、大きな切り紙絵になっています。本作品は、今後ニース市から外に出る可能性は限りなく低いと思いますので、日本で見られる最後の機会かもしれません。
昭和のマティスブーム!
展示風景© Succession H. Matisse
また、本展では、マティスと日本の関係を紹介した展示もあります。
日本ではじめてマティスの展覧会が開かれたのは1951年、昭和26年でした。
当時80歳を超えていたマティス本人が、展示作品の選定やポスター制作などにも指示を出したそうです。会場では、そのときの展覧会に関する資料なども展示され、昭和に巻き起こったマティスブームの様子を知ることができます。
ヴァンスのロザリオ礼拝堂内部のレプリカ
最後の「Section5 ヴァンスのロザリオ礼拝堂」