不動産会社の経営者が教える! リビングでわかる「選んではいけないNG間取り」
物件探しの際、知っておくと助かるトピックをご紹介します。『持ち家女子はじめます』(飛鳥新社)の著者であり、5000人超の女性たちの「幸せになれる家選び」をサポートしてきた「ことり不動産」代表の石岡茜さんに、選んではいけない「NGリビングの物件」について教えてもらいました。ぜひ物件探しの参考にしてください。
NG1リビングイントイレ
「リビングイン」とは、リビングを中心とする間取りのこと。リビング内に階段が設けられているなど、他の部屋に行く際に必ずリビングを経由するのが特徴です。
床面積を有効活用し、リビングを広く使える点がメリットと言えます。また、2階に子ども部屋がある場合、子どもが必ずリビングを通って部屋に行くため、コミュニケーションが取りやすい(子どもの様子がわかりやすい)といった利点も挙げられます。
「リビングイン」にはこうしたメリットもあるのですが、リビングにトイレがある「リビングイントイレ」は、あまりおすすめできません。
廊下を通らず、リビングからすぐにトイレへ行けて便利なように思えますが、扉を開けた際、便器が丸見えになってしまう他、使用音も気になります。
また、来客中にお互いが気を遣うことになってしまうといった話もよく聞きますし、臭気がリビングに広がってしまうのが最大のデメリットと言えるかもしれません。