鳥海浩輔、前野智昭、新垣樽助『刀剣乱舞 廻 -虚伝 燃ゆる本能寺-』に「また動く彼らを見られることが楽しみ」
新垣さん『刀剣乱舞』の世界に入りやすい作品になっています。舞台を知っていると、「あのシーンをこういうふうに描いたのね」と思わずニヤリとしてしまうシーンがいくつも登場します。
オープニングテーマは、刀剣男士たちが時代を超えて旅をする壮大な曲になっています。こういう表現もありだなと思いました。
前野さん大筋の物語は舞台と同じなのですが、舞台に登場しなかった刀剣男士が多く登場します。それぞれのキャラクターたちのバックボーンをしっかり描き、アニメならではの描写もあります。また、アクションにすごく力が入っているため、かっこいい剣劇のシーンがたくさんあります。
エンディング映像は舞台版をご覧になった方が「おおっ」と思うような内容になっています。
舞台を知らない方、何度もご覧になった方、多くの方々に楽しんでいただきたいです。
鳥海さん舞台をご覧になった方々は、話の流れはご存じかと思いますが、全く同じ台本ではありませんので、アニメならではの表現を楽しんでいただきたいです。本作は、オープニング、エンディングも含めてひとつの作品として楽しめるつくりとなっています。
これまで『刀剣乱舞』のほかのジャンルに触れたことがある方は、ぜひこちらも観ていただきたいです。