伊藤万理華、話題の主演作を機に「これまでとは全然違う人に生まれ変わったと思います」
今回の物語のプロデューサーさんは私と同じ年のかたで共感できる部分も多いからこそ、リアルに演じたい!というやりがいもありつつ、題材としてはデリケートな部分も多くプレッシャーも大きかったです」
「ドラマに障がい者を起用できないか」。そんな上司からの提案に驚く、新人プロデューサー・吉澤未来。そんな彼女の前に現れるのが、俳優を目指す車椅子の少女・宮島ハルだ。ハルを演じる俳優、和合由依さんもまた障がいをもつ人でもある。
「和合由依ちゃんとの出会いは私にとってすごく大きなものでした!撮影に入る前は一人で構えて『どう接したらいいんだろう』なんて思ってしまっていて…。でもそれって、すでにある種の固定観念で人を見ていたということですよね。実際に会ったら彼女も、障がいをもつ他の俳優のみなさんも『どうして私はそんなに構えていたんだろう』って悔やむくらい魅力的なかたがたでした。ドラマで私が演じる未来は、和合さん演じるハルにときめいて、絶対にハルを起用したいと考えるんですが、私自身も和合さんに初めて会ったとき『この人と一緒にドラマを作りたい!』って思ったんです。
障がいがあるとかないとかじゃなくて、和合さんだから。