迷品グッズも人気…! 学芸員のマニアックな“ささやき”が楽しめるユニークな展覧会
東京・六本木のサントリー美術館で「サントリー美術館コレクション展名品ときたま迷品」が開かれています。すでにタイトルから楽しい雰囲気が伝わる本展では、国宝などの名品だけでなく、ユニークな“迷品”も登場。展示風景や見どころをご紹介します!
マニアックな“ささやき”がおもしろい!
展示室入り口※本記事の写真は、主催者の許可を得て撮影しています。
【女子的アートナビ】vol. 334
本展では、サントリー美術館が所蔵するコレクションのなかから、国宝・重要文化財クラスの名品や、これまであまり展示される機会のなかった“迷品”など、さまざまなメイヒンを展示。
さらに、展示作品の近くには、通常の作品解説だけでなく、「学芸員のささやき」と題したマニアックな情報も提示されています。
担当学芸員の柴橋大典(しばはしだいすけ)さんは、本展について次のように述べています。
柴橋さん名品と聞いて思い浮かべるのは、国宝など誰もが認める作品だと思います。しかし、展覧会にあまり出品されてこなかった“迷品”も、少し視点を変えるだけで魅力的な作品に見えてくる可能性を秘めています。
本展では、国宝・重要文化財16件を含むサントリー美術館のメイヒンを集めました。