後藤輝基「第一声が姉ちゃん」 藤井隆プロデュースの2ndカバーアルバムレコーディング秘話
と絶賛。
後藤:ほな、20年はなんやってん!っていうね。確かにこれまで見せていないというか、自分では見せられへんような側面ですから。なかでも一番喜んでくれたのが、ウチの姉ちゃんで。もともと歌手になりたかった人なんですよ。毎回ライブに来て、CDやレコードも手に入れて、ずっと聴いてくれていて。「自分の夢が叶ったようや」と言ってました。
――今回の『ホイップ』では、そのお姉さんもボーカルに…?
後藤:藤井さんから最初に言われたのが「今回はお姉さんに参加してほしい」と。
そこから始まってるんです。やるわけがないと思っていたんですけど、本人に聞いたらあっさりオッケーが出たので「ほんまに?どうすんねん、これ!」って。姉ちゃんと歌うなんて、カラオケも含めて人生で1回もないですから。しかも、楽曲がSelfishの「自由になって」ですよ。そもそもデュエット曲ではない楽曲をチョイスしてくるのも、藤井さんらしいというかね。
――それも、まさかの1曲目に持ってくるという。
後藤:1曲目とおっしゃいますけど、第一声が姉ちゃんですからね。
――ふふふ、そうなんですよね!
後藤:そうなんですよ。
“後藤輝基”名義やねんから、普通は僕の声から始まるはずが姉ちゃんの声からなんや!っていう。