くらし情報『後藤輝基「第一声が姉ちゃん」 藤井隆プロデュースの2ndカバーアルバムレコーディング秘話』

後藤輝基「第一声が姉ちゃん」 藤井隆プロデュースの2ndカバーアルバムレコーディング秘話

「想い出にかわるまで」も、しっかりリズムに沿って歌わないと軽やかさが出ないから、横のリズムを意識して歌いました。あと、僕は力を入れて歌うと“昭和歌謡のねちっこさ”が出てしまうらしく。だから自分の中でだいぶ抑えて歌っていて。音源を聴いたら「あぁ、それで正解やったわ」と思いました。

――改めて『ホイップ』はどんな一枚になりましたか?

後藤:前作は女性が主役の曲がほとんどで。だからこそ全然違うもんとして、自分と切り離して歌えたんです。今作は男性が主人公の曲ばかりで、一人称が〈僕〉の曲が多い。自分が言わないような歌詞がいっぱい出てくるから、照れくささはありましたね。
〈僕を信じて〉なんて、嫁にも言うたことないですから。皆さんがどう感じるか、反応が楽しみです。

藤井隆が全面プロデュースを務め、ONIGAWARAの斉藤伸也がアレンジで参加したカバーアルバム第2弾『ホイップ』が発売中。先行配信曲「スローなDanceは踊れない」、後藤の実姉とデュエットをした「自由になって」をはじめ、全7曲を収録。6月9日から「後藤輝基“ホイップ”ツアー2024 plus 藤井隆!」を全国5か所で開催する。

ごとう・てるもと1974年6月18日生まれ、大阪府出身。

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