KEN THE 390と#KTちゃんが“ラップ”と“自己肯定感”を分析 「まずは日記をBGMに乗せて読んでみて」
――ちなみに自己肯定感でいうと、歌詞を書いている時と歌っている時、どちらが高まっていますか?
#KT:私は書いている時。もちろん歌っている時も、自己肯定感の高まりみたいなものを感じますけど、言葉で想いを生み出している瞬間に自分自身の気づきがあるので。
――おふたりは、どのようにラップの制作をしているのでしょうか。
#KT:私はいったんノートに、今の感情から想像の世界のこと、今日の出来事などなんでも書き出します。そこで、いま自分はこんな気分でこういう願望があるというのを汲み取って、言葉を繋いでいく感じかな。
KEN:僕の場合は最初にテーマを決めたら、2時間ぐらいで一気に1曲書きます。韻が甘いとか、パンチラインが緩くても、とりあえず1回書き切る。これがラフスケッチの段階だとして、それをiPhoneのメモに入れておき、移動中とかにちょこちょこ見返しながらブラッシュアップしていくのが今の基本の作り方。
3曲ぐらいできたら、まとめてレコーディングをしています。
――歌詞はパソコンやスマホで?
KEN:ノートに書くかパソコンで書くかで全然違うし、自分の曲なのか、誰かに提供する曲なのかでもツールは変わってくるかも。