KEN THE 390と#KTちゃんが“ラップ”と“自己肯定感”を分析 「まずは日記をBGMに乗せて読んでみて」
日記って、誰にも見られないから自分の本音を書けるわけじゃないですか。これこそがラップの原点。あとはYouTubeで“ラップインスト”とかで検索すると、BGMが出てくるし、例えばケンドリック・ラマーが好きだったら“ケンドリックラマータイプビート”で検索すれば、それに似た音源が出てくるので、まずは音に乗せて自分の日記を読んでみてください。それだけで、韻は踏んでなくてもラップっぽくなります。
#KT:書いて終わりじゃなくて、口にすることがすごくいいと思う。自分の本音を客観的に知ることができるから。
――流行りだからってネガティブなワードがいいわけでもないですしね。
#KT:そうそう。
もし韻を踏むなら、自分の好きなジャンルのテーマを決めるのもいいし。私はファンタジーな世界観が好きなので、初めてラップバトルに出た時には“ガラスの靴”をキーワードにして「このお方の悪いところを探すの苦痛。履かせてあげたいガラスの靴」って韻を踏んだんですけど。自分の好きな世界観から入れば、だんだんラップが楽しくなってくると思います。
KEN:韻を踏むコツって連想ゲームみたいな感じで、実はそれほど難しくはなくて。