同僚を巻き込まないで… 女性たちがドン引きした「退職エピソード」
近年では「退職代行サービス」なるものも登場し、退職にまつわる環境もひと昔前とは大きく様変わりしています。そのなかには、思わずドン引きしてしまうような不可解な出来事もあるようです。そこで、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、女性たちがドン引きしたという「退職に関するエピソード」をお届けします。
奢ってきたランチ代と飲み代の返却を要求
「新卒で入った会社の社風がどうしても合わず、3年務めたのちに退職をしました。辞めるときには、ありがたいことに先輩や上司から引き留めていただきましたが、自分には合わない職場だとわかっていたので、私の辞める意思は固かったです。
最終出社の日、これまでお世話になった上司たちに挨拶に回ると、ひとりの上司が“せっかく丁寧に育ててきたのに残念だよ。辞めるなら、これまで君に奢ったランチ代と飲み代を返してよ”と……。笑いながらですが目は笑っていなくて、かなり衝撃でした。
確かに、育成のために私への期待を込めてお金を使ってくれていたのかもしれませんが、退職をするからってそれを平然と口にするのはどうなのかなと、モヤモヤした気持ちは残り続けました」(30歳女性/IT)
本人は冗談のつもりだったとしても、マナーに欠ける発言をされると、不愉快に思ってしまうのも理解できます。