映画『おいハンサム!!』三姉妹・木南晴夏、佐久間由衣、武田玲奈が語る、父役・吉田鋼太郎のかっこよさ
撮影のとき、あえてケアをしないようにしているのを見て、役に対する思いの強さに感動したのを覚えています。
――今回は映画なので、ドラマを見ていない方々も劇場に足を運ぶ可能性があります。『おいハンサム!!』ワールド未経験な人たちに、どんな作品なのかと、映画の魅力を教えていただけますか?
武田:ひとことで言うの、難しいですよね…(苦笑)。ただのホームドラマともコメディとも言い切れない。
木南:基本的にはコメディなんだけど、静かなテンションの中でいろいろ起こる、珍しいコメディ。
佐久間:この作品は、鍋に入った伊藤家という家族が煮込まれて、出汁が出て、そこにたまに家族じゃない人が加わって味わいが変わる、そんな作品だと思っています。
武田:その煮込まれて出た出汁の中に、優しい気持ちになれるシーンや、美味しいごはん、人生の格言も出てくる。結構考えさせられる台詞があることも、この作品の魅力かも。
木南:お父さん、結構いいこと言うんですよ。20~30代の女性だったら、娘として、また子供がいる場合は親として、どっちの立場でもグッとくると思います。
佐久間:三姉妹を見て、“悩んだりもがいたりしているのは自分だけじゃないんだ”という気持ちになってくれたら嬉しいです。