くらし情報『不動産会社の女性経営者が教える! 単身者専用、女性専用、ペット専用…トラブルを招く「専用物件でのNG行動」』

不動産会社の女性経営者が教える! 単身者専用、女性専用、ペット専用…トラブルを招く「専用物件でのNG行動」

ペットの種類によって鳴き声や足音、においなど、自分が気を付けていたとしても逆に隣人のペットの問題に悩まされることも。また、ペット専用物件は初期費用や退去費用が通常より高額になる場合が多いです。金銭面でトラブルになることも少なくないため、契約時に退去費用についても確認しておきましょう。

NG3. 「楽器演奏専用物件でも騒音とみなされる場合もある」
平出さん地域によって異なりますが、騒音の基準として、昼間は45~55デシベル、夜間は35~45デシベル以上だと騒音とみなされてしまいます(※) 。ピアノやエレクトーンなどの演奏音は70~80デシベルとなり騒音の基準値を超えてしまうため、集合住宅では楽器の演奏は原則禁止となっている場合が多いです。楽器可になっている物件は、防音サッシや室内防音扉があったりと、音が漏れないよう工夫されていてメリットが多いものの、趣味で楽器を習っているかたから音大生、プロミュージシャンまで根強い需要が多く、さらに物件の数が少ないため、なかなか空いている物件が見つからなかったり、家賃が少し割高となっていることが多いです。

NG4. 「同居を視野に入れているなら、単身者専用物件の記載には注意」

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