ずん・飯尾和樹が考える“大人の男”の魅力とは? リスペクトする明石家さんまのエピソードを語る
20代の頃は暇で床ずれするほど寝てましたし、悲しいくらいのんびりした人生です」と苦笑する。一方で、仕事の際に意識していることを尋ねると真摯な表情が覗いた。
「ロケで出川(哲朗)さんとご一緒すると、カメラのないところで撮影先の方に丁寧にお礼をされているんですよ。さまぁ~ずさんも一般の方と接する際は話が長くても絶対に止めず、最後まで聞いてから笑いを引き出すんです。ロケは対象者に協力していただかないと成立しないので、先輩方のように感謝の気持ちを持つことは忘れないようにしています」
数々の芸人の先輩方と接してきた飯尾さんがリスペクトする“大人の男”として名前を挙げたのは、明石家さんまさん。「ある時、一緒にいた後輩の芸人がさんまさんに悩みを相談したんですよ。そしたら一言、『しゃあないやろ』って。『もう済んだことだから、あとはどう前を向くかや』と、すぐさまそれを笑いに変えていたんです。
凄い人ですよね。結果が出ない時に“しょうがない”と思える人は少ないけれど、そこを受け止めると次に行きやすいのかなって思いました」
どの番組でも結果を出している印象があるが、時にはうまくいかないことも。
「ショックで小5の時の記憶がなくなるくらい、大スベリしたこともありますよ。