悲願の“金”を目標に! なでしこジャパン「世界一を取れるだけのポテンシャルは絶対にある」
ロンドン五輪の銀を超えて初の金メダル獲得へ……。チーム一丸となって戦うなでしこジャパンが、パリの舞台で世界一を目指して熱い試合を繰り広げている。
熊谷紗希/清水梨紗/宮澤ひなた(サッカー日本女子代表)
写真右から、熊谷紗希選手、清水梨紗選手、宮澤ひなた選手
連日、世界の頂点を目指して熱い戦いが繰り広げられているパリ五輪。なでしこジャパンが参加している女子サッカー競技も、ここからメダル獲得をめぐる決勝トーナメントに入っていく。’11年のFIFA女子ワールドカップ(W杯)で世界一に輝いたが、五輪は’12年ロンドン大会の銀メダルが最高成績。悲願の“金”を目標に掲げパリの地に乗り込んでいる。
昨年の女子W杯は、優勝したスペインにグループステージで4‐0と快勝。痛快なカウンターで世界を驚かせた。
しかし堅守と高さを誇るスウェーデンを崩し切れずベスト8で敗退。五輪までの間、臨機応変な対応という課題に向けて積み上げてきただけに、“金”への手応えは確実にある。
そのW杯で得点王に輝いた宮澤ひなた選手にとっては、初めての五輪。自身も大きな壁を乗り越えて迎える大会に「日本の女子サッカーの未来のためにも結果が重要になる」