くらし情報『不動産会社の女性経営者が教える! 間取り図を見る際「見落としがちなNGポイント」』

不動産会社の女性経営者が教える! 間取り図を見る際「見落としがちなNGポイント」

「収納がほとんどない物件を選んだら荷物で部屋が溢れかえってしまって困っている」など、極端に狭い部屋や収納がないなどの特殊な物件を選んで後悔した話はよく聞きます。そういったお部屋は相場よりも安くなっているため「工夫すればなんとかなるかも!」と選ぶ人もいるのですが、実際に住んでみたら不便で再度引っ越すことを選んだ人も少なくありません。初めてのひとり暮らしですと、知識が少ないですから、生活に無理のある物件を選んでしまうことがあります。そのため、特殊な間取りはできるだけ選ばないことをおすすめします。

――ひとり暮らしの人が、選ばない方がいい間取りはありますか?

平出さんひとり暮らしの住み替え理由で多いのが騒音問題。予算との兼ね合いもあるとは思いますが、できるだけ防音性を考えてお部屋選びをした方がいいです。ひとり暮らしの間取りですと隣人との距離が近くなったり、繁華街や道路が近かったりと、音に悩まされることは珍しくないですし「こんなに音が響くと響くと思わなかった」と驚く人もいます。間取り図には構造が必ず書いてありますので、木造よりコンクリート造を選ぶ、車や通行人の声が気になりにくい高層階を選ぶなど、防音性も忘れずに確認しておきましょう。

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