高橋文哉、田中圭は「圧倒的信頼感がある」 『あの人が消えた』で先輩後輩役に!
2度目の共演である『あの人が消えた』でも先輩後輩を演じ、実際に役者としても先輩後輩の田中 圭さんと高橋文哉さん。知らず培われてきたこのふたりだけの「ムード」。それが実に魅力的な理由が対談から見えてきました。
高橋文哉×田中 圭
昨年、国内外で数々の賞を受賞したドラマ『ブラッシュアップライフ』ほか、いくつもの話題作を手がけた水野格監督がメガホンを取ったことでも注目されている、映画『あの人が消えた』。“次々と人が消えていくマンション”を舞台に、完全オリジナル脚本で描かれたミステリー・エンターテインメントだ。高橋文哉さん演じる主人公の丸子と、田中圭さん演じる荒川は、同じ事業所で配達員をしている先輩と後輩。タッグを組んで、あるマンションで巻き起こる不可解な出来事や、秘密をどんどん明らかにしていくふたりに、バディ関係について聞いてみた。
写真右・高橋文哉さん、左・田中 圭さん
――ドキドキハラハラしながらも、最後まですっかり騙されてしまった作品でした。
まず、おふたりが台本を読んだ時の感想や、出演を決めたきっかけから教えてください。
高橋:自分が演じると分かって読んでいても、次々に裏切られ、ものすごい力でその世界観に引き込まれていました。