くらし情報『甲斐翔真、望海風斗とは「空気感に近しいものを感じています」 共演作を通して互いの印象を語る』

甲斐翔真、望海風斗とは「空気感に近しいものを感じています」 共演作を通して互いの印象を語る

望海:親子だけれどあまり交わらなかったんですよね。

甲斐:イザボーは孤独な役ですもんね。でも最後の方にようやく目を合わせて、親子が心から会話する場面はやっていて楽しかったです。この瞬間のため、そこまで2時間以上を積み上げてきたんじゃないかと思うくらい。

望海:私はその前の「あなたは息子じゃない」と言ってシャルルを傷つけるシーンが大好きだったんだよね。翔真くんのショックを受ける顔が日々違うから、ここからどう最後の心を通わせるシーンにいくのかなっていうのが、密かな楽しみでした。

――そこから上演中の『ムーラン・ルージュ~』を経て、次に『next~』の再演も控えています。

望海:『イザボー』のときは、親子なのに心が通ったような通ってないような関係性だったので、今、『ムーラン・ルージュ~』に戻ってきて、ストレートに愛を捧げてくれることにありがたみを感じるようになりました(笑)。


甲斐:課題は次の『next~』の再演ですよね。初演のときに結構頑張って、やるべきことはすべてやったような気がするので、次はどうしようとなってます。

望海:それがある意味楽しみでもあります。初演のときは宝塚歌劇団を退団してすぐだったこともあり、必死だったんですよね。

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