サニーデイ・サービス 曽我部恵一「かけがえのないファンの人たちに歌うことが一番大事」
でも、実際に自分がこうなってみて、本当にファンの人たちはかけがえのない存在だと実感しています。そんな人たちの前で歌うこと、自分にとってそれが一番大事なことなんです。そう思うと、本当は早くサニーデイのアルバムを作って、ツアーも組まなきゃいけないんだけど、アルバムの完成までもう少し時間がかかりそう。
――では、新しいアルバムはお楽しみに…!ということで、今年中に聴けたら、ファンのかたもうれしいはずです。
ははは(笑)。できれば毎年アルバムを出したいぐらいなんだけど、前作からすでに3年ほど空いてしまいました。これが5年、10年と空いてしまうようなことには絶対したくないので、みなさんに新しい曲を聴いてもらえるよう、早く作りたいと思います。お楽しみにしていてください。
取材後記
2019年8月にこの「音楽通信」がスタートし、2020年1月にソロ活動において本企画に登場した曽我部恵一さんが、今回はバンドとしてananwebに再登場してくださいました!2023年にデビュー30周年というアニバーサリーイヤーを迎えたサニーデイ・サービス。バンドのボーカリスト/ギタリストである、曽我部さんが綴る繊細で叙情的な歌詞や、時代ごとに変化して表情豊かに織り成されるサウンドは、デビュー当時から現在まで、いつも心に響いています。