河合優実×金子大地×寛一郎。新世代の競演で魅せる、映画『ナミビアの砂漠』。
金子:お芝居も同じで、僕が変わったことをしてもすぐ対応してくれて、リスペクトしかないです。
寛一郎:僕も河合さんには内なる母性を感じるんだけど、目の奥には熱さや怖さがうねっている。それがカナを通じて具現化された印象を受けました。あと、僕は会った人に「最近、何か面白いことあった?」ってよく聞くんです。だいたいの人は自分が面白いと思っても他人がそう思うかわからないから答えてくれない中、河合さんはスパンと答えてくれて芯の強い人だなと。
金子:寛ちゃんは若い頃から共演してきて、意識する同世代の俳優だな。
寛一郎:23歳の初共演のときから大地くんには勝てないと思ってる。今回は、年齢を重ねて憂いを纏った新しい大地くんが見られて嬉しかった。
金子:寛ちゃんも本当に優しくて…。
寛一郎:河合さん、僕らは優しいだけのホンダなんですよ(笑)。
金子:人には言えない話を…。
寛一郎:まだ同じ話を続ける気か!?
河合:話を聞いてくれるかが金子さんの優しさの基準なんですね。
金子:寛ちゃんほど、自分をさらけ出せる相手はいない。…愛してる。
寛一郎:具体的なエピソードが思い浮かんでないから言ったな(笑)。