地震で要注意の物件の特徴は? 自宅の建物の“災害リスク”をチェック!
自宅の建物は大丈夫?“災害リスク”をチェック。防災プロジェクトを展開するNPO法人プラス・アーツの理事長・永田宏和さんが教えてくれました。
被害の受けやすさを知っていれば適切に行動できる。
地震など自然災害が発生しても、自宅は安全なのだろうか?それを知っておくことも大切に。
「必ず確認してほしいのが、自宅の災害リスク。災害が起きた時に自宅のあるエリアが、どんな被害を受けやすいのか把握しておかないと、適切な行動は取れません。例えば、土砂災害のリスクがあるとわかっていれば、自宅にとどまらず、避難所に行くといった判断もできます。災害リスクは、国土交通省や自治体が公表している『ハザードマップ』で確認を」(永田さん)
自宅周辺エリアが、昔はどんな土地だったのかを調べるのも、災害リスクを知る手掛かりに。
「今はきれいに整備されているかもしれませんが、かつては沼地で地盤が弱いということも。
土地の成り立ちは、国土地理院のホームページ内『ベクトルタイル「地形分類(自然地形)」』で確認できます。また、“水”に関する漢字が入っている地名は、湿地帯など氾濫平野だった場合があります」
地震に関連する災害リスク
・液状化現象
・津波
・土砂災害
液状化現象とは、地震の発生により地盤が液体状になる現象のこと。