くらし情報『竹内まりや「ファンのみなさんは、同志のような存在」 デビュー45周年を迎えて思うこと』

竹内まりや「ファンのみなさんは、同志のような存在」 デビュー45周年を迎えて思うこと

音楽って、歌う人の声色が違うだけでガラッと印象が変わることもあるし、アレンジでまったく別の曲に聞こえることもある。どんな曲になるのか、毎回楽しみです。また、誰かに曲を提供するときは、自分では歌えないようなドラマティックな歌詞を書いたりできるのが、とても楽しい。いずれにしても、いろんな方が私の歌を歌ってくださることは、本当に作家冥利に尽きます。実はいつも、“どんな人に書いたら面白いかな…”ということを考えているので、依頼はいつでもお待ちしています(笑)」

そして音楽を作るもう一つの大きなモチベーションが、待っていてくれるファンの存在。

「45年といっても、活動していなかった時期が何年もありました。それでもアルバムを出すと、聴いて感想のお手紙を下さるファンがいてくださるんです。特に古いファンのみなさんは一緒に年を重ねている感覚があるので、私にとっては同志のような存在。
励みであると同時に、待ってくれている存在を信じることが、私にまた新しい曲を書くエネルギーを与えてくれる。私にとってライブとは、そんなファンへの感謝の気持ちを伝える場所なんです。2000年に18年ぶりのライブで日本武道館に立ったときも、“私を見て!”という気持ちは全然なくて、ステージの端から端まで歩きながらみなさんの顔を見て、お辞儀をしながら歌ったのをよく覚えています。

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