菅井友香「アイドルの経験も俳優のお仕事に生かせるとわかって一層心強くもなれました」
「同性愛者であることを秘密にして生きてきたけど、この作品を通して仲間ができた」という方もいましたし、アプリを通して私に打ち明けてくださって気が楽になったとおっしゃる方もいました。
――一方で、出演作としては難しいテーマでもありますね。
それもそうですし、役以前にお芝居の経験がまだまだで。でも相手役の中村ゆりかちゃんが経験豊富なので、一緒に過ごさせていただいて、学ぶことができたのがありがたかったです。
――なかでも印象に残ったアドバイスはありますか?
二人でテーマパークに行ったとき、私がアトラクションの演出に感涙しちゃったことがあったんです(笑)。そしたらゆりかちゃんが「ゆっかのように心のきれいな人はいいお芝居ができるよ」って言ってくれて…あ、私“ゆっか”って呼ばれてるんですけど(笑)、それがすごく励みになりました。
――1作目では会社のプロジェクトリーダーという設定。部下役へのやさしいまなざしに、グループのキャプテン時代の経験が生きているように思えました。
うれしいです…!確かに前作では、キャプテンとして活動していたときの気持ちを呼び起こしてお芝居していました。そのとき、アイドルとしての経験も俳優のお仕事に生かせるんだとわかって一層心強くもなれました。