井桁弘恵、『私の町の千葉くんは。』は「アラサー特有の“揺らぎ”が描写されているので共感しちゃいます」
見た目のままの性格ではないかもしれません。
――それは意外!
井桁:ただ、テレビでお見せしている笑顔は本物です。バラエティに不慣れだった頃は、いつワイプに映るかわからないから、VTRを見ながら無理矢理笑顔を作っていた時もありました。ずーっと笑っているのって結構難しいんですよね。それでどうしようと考えた時に、本当に楽しんで笑えばいいんだと思うようになって。試行錯誤した結果、今はどんなVTRでも自分なりの面白ポイントを見つけられるようになりました。バラエティを全力で楽しんでいるから、皆さんに笑顔のイメージを与えることができているのかもしれません。
――俳優業をやりながらモデルもやり、バラエティにも積極的に出演しているのが井桁さんのすごいところ。
今日も『ヒルナンデス!』の収録があったとか。日々、めちゃくちゃお忙しいのでは。
井桁:いくつかのことを並行してやっていたほうがストレスが少ないんです。飽き性だし、ひとつのことだけをやり続けるのが向いていないのかもしれません。バラエティのお仕事をすることで、俳優の仕事に新鮮な気持ちで取り組めるし、その逆も然り。たとえスケジュールが詰まっていたとしても、ガラッと違うことをすると気持ちを切り替えながらお仕事に向き合うことができるんです。