英会話の勉強法には、有名人や魅力的なキャッチコピーを使った英語教材や英会話教室などの広告も多く、一体どれを選んだらいいのか悩む人も多いはず。
私は英語がほとんどしゃべれない状態からいろいろな教材、勉強法を試し、失敗も繰り返しながら、約3ヶ月で日常的な英会話を習得。今ではアメリカでライターとして英語で取材もできるようになりました。
今回は私個人の体験をふまえて、効率やコストの観点からあまりおすすめできない英会話勉強法をご紹介します。
スピードラーニング
こちらは、中学〜高校程度の単語を使った会話の音声を聞いて学ぶ形式の教材。1章あたり1〜3分程度で場面や登場人物を変えながら、カップルが一緒に食事に行く相談をしたり、夫が妻を友人に紹介したり、同僚が休暇の予定を話したりするなど、日常的な会話が延々と続きます。
”聞くだけで英語をマスターできる”と言われていますが……いくら聞き流しても、流れてくる単語の意味がわからなければ何度聞いても効果がありません。
ある程度単語を覚えている人にとっては復習として使えますが、単語の基礎がない人にはおすすめできません。もしチャレンジしたいなら、付属のテキストと照らし合わせて意味と発音を確認しながら使ったほうがいいように思いました。