仕事「熱心」と「依存」の違いって? セーフとアウトの境目は〇〇
また、体調が悪くても仕事をするのもひとつの特徴。それがヨシとされている職場もありますが、熱があるのに仕事をしてもパフォーマンスの質が高まることはありません。1回しっかり休んで回復してから頑張ったほうが能率も上がるでしょう。
しかし、「熱があるのに仕事をしている自分」というものに陶酔感を覚えているという人もいるかもしれません。これは黄色信号です。
仕事依存が進むとウツ病を併発することも!
実は私のカウンセリングオフィスに来る方は、仕事依存が進んでうつ病を併発している人もいらっしゃいます。
「うつ病かもしれない」と来られるのですが、話を聞いていると仕事依存からうつ病を発症したケースが少なくないのです。
どんな人でも大学を卒業して、入社したばかりの頃は、覚えることもたくさんあり、やる気にみちています。
やりがいも見いだしやすく楽しさを感じやすいのですが、次第に仕事におわれるような感覚になっていく場合があります。ここまでくると仕事依存に一歩足を踏み入れている状態。
仕事依存に陥っている人の中には、仕事が好きで楽しんでやっているように見える人もいますが、実は焦燥感や追いつめられている感覚を抱えているのです。