「仕事を休むのが怖い」・・・上手に休めないことで起こる悪循環とは?
上手に休めないことが依存に繋がることも・・・
中には物理的に仕事量が多く休む時間のない人もいますが、タイムマネージメントが上手にできずにきちんと休めていない人の方が多いのです。休むときはしっかり休む、働くときは働く……というように、オンオフを切り替えてメリハリをつけていかないと疲労がどんどん蓄積されてしまいます。特に、脳やこころを休ませる時間が必要です。
休んでいないと集中力もかけ、仕事の能率も落ちてしまいます。結果、仕事で思うような成果が出せずに、より上司からの覚えが悪くなってしまう……。そんな悪循環にハマってしまいます。
もともと、自己肯定感や自己評価が低い人は何かに依存しやすい傾向があります。自分の自己評価が低いと、上司からの評価や褒め言葉を求めやすく、ボーナスや昇進といった外発的なモチベーションによって自分を保つケースが少なくありません。
しかし、仕事の能率が落ち思うように成果が出せないようになると、当然ですが、外発的モチベーションを維持できなくなっていきます。すると、評価が欲しくて欲しくて、一層「仕事をしなければ」と思うようになっていってしまうのです。
ナオコさんのように依存傾向が強まり、うつ病になる一歩手前まできてしまうと、自分一人で解決するのはとても難しくなってしまいます。