急増する“こじらせ女史”もシンデレラになれる新年映画
「どうせ私なんてクラゲオタク……」そんな月海だけど、それは最大の武器になることを蔵之介は教えてくれます。
自分に自信がなく、自意識をこじらせている月海も、好きなものをとことん突き詰めていくことで、大切なものを救えると知ります。
そして奮起し、尼~ずの仲間たちを巻き込み、まずは自分たちの周りから、少しずつ世界を変えていくことに。
そう、「他人に何を言われようと、好きなものは好き!」どんなものでも、そう胸を張って言える女の子の姿は、かっこいいものです。
オタクでも、こじらせていても女の子は誰でもシンデレラになれる?
こじらせオタク女子の月海の持っている魅力や武器に気づいた蔵之介。
蔵之介がいたから月海は、自分の殻をやぶり、自分を受け入れることができます。
「女の子は、みんな大きくなったら美しいお姫様になる」
それは月海がお母さんに小さい頃言われた言葉。「どうせ私には、なれるはずはずがない」そう諦めていたお姫様だけど、蔵之介がいたことで、一歩踏みだすことができ、一歩踏み出せたことで、お姫様になってもいいと思えるようになるのです。
こじらせてても誰だってお姫様になれる。お姫様になっていい。