苦労も笑いに転換していく生き方【東大卒ファッションデザイナー・雪浦聖子さん・インタビュー第2回】
凛としているけれど、なんか強すぎないというか、柔らかい感じなんだけれども、実は筋が通っている、芯があるみたいな。面白がる気持ちがいつもあって、変に分かったふりをしない。いつも新鮮な気持ちで物事捉えられるような人がいいなと思っています。そういう人に自分もなりたいし、そういう人に着てももらいたいです。
好奇心がいっぱいで、いろいろ新しいものを見たい!それが仕事にも繋がっている。過去の違う仕事も、遠回りではなかった。-デザインは、どういう風に考えられますか?
それがいつもテーマを置いてないので、なんか具体的に何かを置いてとかはないのですが、結構、展示会や美術館に行くことが多いので、そういうものを見たのが蓄積されていっています。で、私は自転車で移動しているのですが、その時に、ふとこんな服がいいみたいのが浮かぶので、それをメモして服にしたりしますね。
-結構、いろんなところに出かけますか?
それは、すごくしますね。なんか、いろいろ新しいものをみたい。-それが、デザインにも繋がっているのですね。意識的にそういう風に?
本当に服の対象と思っているわけじゃないんですけど、ただ、趣味みたいなものなんです。