苦労も笑いに転換していく生き方【東大卒ファッションデザイナー・雪浦聖子さん・インタビュー第2回】
でもまあなんか変に老け込みたくもないので、それはこれでいいかなと思ったりもします。
これからの30代、40代は変に安定したり、落ち着いてわかった気にはなりたくない。苦労しても、落ち込むんじゃなくって、笑いに転換していく生き方が素敵-残りの30代と40代、どういったものにしたいですか?
そうですね、なんか、うん、変に安定したくないですね。落ち着いてわかった気にはなりたくないので、若い友達も多いのでそういう子たちと同じ気持ちで新しいことやっていきたいなと思います。
-40代もその延長でみたいな?
そうですね。40って想像つかない。やっぱり40ってさすがに大人だなって思うんで、このままじゃないだろうなって思うんですけど……。う~ん、どうなるんでしょうねぇ?
―では、こうなりたいとか、憧れの人はいますか?
服のイメージとはちょっと違うかもしれないのですが、佐野洋子さん(絵本作家・エッセイスト、代表作は『100万回生きたねこ』)が結構好きです。
なんかすごく苦労もたくさんされているけれど、それを笑い飛ばしちゃうみたいな言葉がすごくいい人だから、なんかそういう風に消化しちゃって、落ち込むんじゃなくって、笑いに転換して生きていくみたいなのが素敵だなと思います。