4月29日から特別展「没後150年 坂本龍馬」開催!秘蔵の品々から龍馬の生きざまをたどろう
、浮世絵版画の「錦絵」から幕末維新を読み解きましょう。『教導立志基 徳川慶喜』小林清親画(1886年)は、江戸幕府最後の将軍、徳川慶喜を描いた1枚です。
※展示期間は5月30日~6月18日
●7章「美術工芸からみた幕末維新─近世絵画・刀・甲冑―」
《紫糸威鎧》島津斉彬所用
江戸時代(19世紀)京都国立博物館蔵
薩摩藩主・島津斉彬の甲冑『紫糸威鎧』島津斉彬所用(19世紀)、徳川慶喜の陣羽織『白羅紗葵紋付陣羽織』(江戸時代末期~明治初期)など美術工芸品の数々に目を奪われます。『江戸城明渡の帰途(海舟江戸開城図)』川村清雄画(1885年ごろ)は洋画の手法で描かれました。美術にも近代化の波が押し寄せているのが分かります。
※陣羽織は4月29日~5月28日、『江戸城明渡の帰途』は4月29日~5月21日の期間限定展示。
特に注目したい3つの見どころ
●坂本龍馬の手紙を徹底解析
重要文化財《龍馬書簡慶応二年十二月四日坂本乙女宛》(部分)
慶応2年(1866)京都国立博物館蔵
展示期間:5/23~6/4
妻、おりょうとの新婚旅行を書いた『龍馬書簡 慶応二年十二月四日 坂本乙女宛』(1866年)からも分かるように、坂本龍馬の手紙は絵入りでユーモアにあふれています。