北斎の晩年に迫る!今秋、あべのハルカス美術館で「北斎-富士を超えて-」が開催
《雲龍図》 嘉永2年(1849) ギメ美術館
Photo ©Musée Guimet, Paris, Dist. RMN-Grand Palais / Thierry Ollivier / distributed by AMF
稀代の浮世絵師・葛飾北斎。彼の作品「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」は、英名「Great Wave」として海外でも広く知られ、世界でもっとも有名な絵の1つに数えられています。このような作品を描いた北斎は、いったいどのような人物だったのか。今回は、これまで行われてきた画業全般を辿る北斎展とは異なり、晩年30年に焦点を当てているのが最大の特徴です。肉筆画を中心とした約200点を紹介すると共に、北斎の精神性や人物像に迫ります。
本展の特徴
《雨中の虎図》 嘉永2年(1849) 太田記念美術館
●大英博物館国際共同プロジェクト
大英博物館では、2017年5月25日(木)~8月13日(日)まで、70年ぶりとなる「Hokusai-beyond the Great Wave」が開催されます。世界各国で所蔵されている北斎の作品が、大英博物館とあべのハルカス美術館に集結。