2022年10月4日 17:00
「無事でよかった」東日本大震災での感動実話!在宅避難している私と娘のもとに現れたのは…
2011年3月。シングルマザーの私には交際中の彼がいました。しかし、娘があまり彼に懐いていないこともあり、彼とこのまま交際を続けて結婚してもいいのか悩んでいました。そんなとき、宮城県の田舎町で暮らしていた私たちに東日本大震災が襲いかかったのです。震災直後からスマホやライフラインはすべて停止。私と娘、2人きりでの在宅避難生活が始まったのですが……。
突然の東日本大震災
私は、宮城県内陸部にある田舎のスーパーで働いていました。2011年3月11日の午後、最大震度7のこれまでに経験したことのない激しい揺れにスーパーの店内は壊滅状態。店から帰宅を許され、車を走らせたはいいものの……停電で信号機は全停止、大きな交差点に差し掛かったときは多くの車が事故になりそうになっている光景を見て、パニックになりました。
それでも何とか娘の小学校に迎えに行くと……娘は校庭で大泣きしながらも、お友だちに励まされ私の迎えを待っていました。私たちはお互いの無事を喜び、抱き合って大泣きし帰宅しました。
母子2人の在宅避難生活
震災以降は、在宅避難生活が始まりました。