くらし情報『<筋腫が巨大化>「ドボンッ」体のSOSサイン!?レバーのような血の塊が次々に飛び出して』

2023年4月25日 19:00

<筋腫が巨大化>「ドボンッ」体のSOSサイン!?レバーのような血の塊が次々に飛び出して

一旦はホルモン剤や鉄剤で子宮筋腫と貧血の治療を進め、良きタイミングで大きな病院に転院して本格治療を始めることになりました。

産婦人科医と相談し、数あるホルモン剤の中から、しまむらさんは「レルミナ錠(子宮筋腫の治療薬として認められているホルモン剤)」を選択し、鉄剤とともに服用を開始。エストロゲンを低下させて閉経状態にする作用があるレルミナ錠は、子宮筋腫の縮小が期待できる薬です。貧血や月経過多にも非常に有効ですが、副作用としてのぼせや発汗、抑うつなど、更年期に似た症状が出るおそれがあります。

子宮筋腫と判明しても今すぐ手術するほどの緊急性がないときは、経過観察となるか、内服や注射で長期的に治療をします。具体的な治療法としては、リュープリン注射やレルミナ錠、ミレーナ、低用量ピルなどです。しかし、筋腫のサイズが10cmを超えたときや、過多月経や疼痛で生活に支障が生じている場合は、手術を検討しなければなりません。その際、ホルモン剤を一定期間服用して、ある程度筋腫を小さくしてから手術に移行するケースもあります。


このように、子宮筋腫では「閉経間近だからホルモン剤で更年期状態にしてもいい」

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