2023年7月27日 21:40
「ごめんね」友だちの風船を割ってしまった息子。謝ってもママ友夫婦から返答がなく、気まずい空気に!
私は慌てて「お誕生日のときの風船が確か家にあったよね!」と夫に言い、夫と必死になって風船を探しました。家にあった風船を女の子に渡すと、女の子は泣き止んでくれて、私はホッとしました。
こちらが悪いのは承知なのですが、両親から私たちに何も言ってもらえなかったので戸惑ってしまったのは正直なところです。けれど、女の子にとってはとても大切な風船。ママ友夫婦は一生懸命女の子の気持ちに寄り添っているようでした。女の子が泣き止んだのは、新しい風船を手にしたからだけではなく、ママ友夫婦の寄り添いがあったからなのかもしれません。
長男が風船を割ったことで一変した空気。長男をしっかり見ていなかったことを反省すると同時に、ママ友夫婦の対応を見て、わが子の気持ちに寄り添うことの大切さを学んだ出来事でした。
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イラスト/海乃けだま
著者:岩見 エリ
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