2023年5月2日 21:00
「若いんだし、なんてことない」生理のつらさをわかってもらえない…祖母からの傷ついたひと言
左は、急な階段道の「男坂」。右は、道がなだらかな「女坂」。すると、祖母は迷わず108段も階段がある男坂へ。
祖母についていくように私も階段を上り始めましたが、私は途中、階段に座りこんでしまうことも。それでも時間をかけ、休憩をとりながら登り続けました。
山頂へ
ゴールが見えたとき、薄いナプキンを伝ってじわーと足のほうに経血が流れている感覚がしました。慌てて山頂にあったトイレに駆け込み、新しいナプキンに替えた私。黒いズボンをはいていたので、幸いズボンに経血が付着しているのはわかりませんでした。
そんな私の行動に、祖母と母は、私が生理だと気づいたようでした。ただ祖母は「若いからなんてことないわ」とひと言。しかし、帰りは私の願いを聞き入れてくれて、無事リフトに乗って帰宅。自宅でゆっくりと休むことができました。
中学のときは思春期真っ只中で、家族であっても恥ずかしくて生理についてなかなか言えず、さらに祖母の軽いひと言に深く傷ついてしまいました。生理に「若い」というのは関係ないと、今、声を大にして言いたいです。
生理に関して、周りの人の適切なサポートがないときの孤独感はつらいもの。