幼稚園時代はバスで降園し、帰宅後は弟妹と遊ぶことが多かった長女。小学校に通い始めたら、お友だちと約束して遊びに行く機会も出てくるだろうと予想はしていました。しかし、まさか登校初日に約束してくるとは思いもしませんでした……。
さっそく遊ぶ約束をしてきたけれど…
入学式の翌日、はじめて登校した日のことです。帰ってくるなり「今日、友だちの家に遊びに行く!」と興奮した様子の長女。「さっそくお友だちができたんだな~」と喜ばしく思い、誰と遊ぶのか聞いてみました。すると、誘ってくれた友だちの名前もまだ覚えておらず、家もわからないとのこと!
「家に行くのはもっと仲良くなってからにしたら?」「明日学校で聞いてみなよ」と言ったのですが、真面目な性格の長女は「今日約束したから行かないとダメ!」と号泣し始めてしまったのです。
名前もわからない友だちの家探し
私としては、「知り合ったばかりのお友だちの家に遊びに行くのは、まだ早いかな」という想いもありました。しかし説得しても長女は納得しません。ただでさえ新生活で不安いっぱいの長女にあまり強く言うこともできず、納得してもらうために近所を歩いて家を探すことにしました。