2023年8月5日 23:00
低層階の住民をバカにするママ友「住む世界が違うのよ」後日、勘違いに気付いて真っ青になったワケとは
「低層階にしか住めないなんてみじめね」
数日後、エレベーターを待っていたパニ子は由紀に遭遇します。挨拶をしても返事はなし……。無言でエレベーターに乗り込み、行き先ボタンを押しました。
すると「あなた、3階に住んでるのねw」と鼻で笑う由紀。「うちは30階よ。思った通り低層階民だったのね!」と高層階マウントをとってきたのです。
パニ子はスルーしましたが、高層階マウントはこれだけにとどまらず、パニ美にまで及びます。
「真美ちゃんが『パパがニートだから低層階にしか住めないんだね』って言ってきたの… …」と悲しそうなパニ美。
由紀が吹き込んだに違いありません。子どもを通じてまで嫌味を言うなんて……とパニ子は腹を立てました。
恥をかかせようとしたけれど……
ある日、真美の誕生日パーティーに呼ばれたパニ子とパニ美。できれば遠慮したいところでしたが、真美のお祝いをしたいと言うパニ美のために、2人は誕生日パーティーに出席することにしました。
由紀の家のインターホンを鳴らすと、由紀の夫・真人がドアを開け、申し訳なさそうに立っています。
「なんのご用でしょうか? うちの妻は招待してない人が勝手に来たって言っていて……」