2023年11月18日 18:00
「謝らせて、おばーちゃん」脳梗塞で倒れた祖母→八つ当たりしたままの孫は思わず<わたしの3人の母>
ママや私に助けてあげてっていつも電話してたよ。娘の私や息子なんかよりあなたを心配してたのよ」
祖母は起きることはありませんでした。仮眠のため家に戻ると、祖父が泣いていました。耳の聞こえない祖父は祖母が倒れて苦しんでいるときも気づくことができず悔しくて泣いているんだろうと感じたこだころ.さん。
もし、祖父の耳が聞こえていたらーー。助かったのかもしれないと複雑な気持ちになるも、それは祖父自身が一番強く感じていると思うと悲しい気持ちに。祖母は山場を乗り越えたと医師に告げられますが、同時に意識は戻ることはないと宣告され、祖母は一命は取り止めたものの植物人間状態になったのでした。
◇◇◇
祖母は自分の娘よりも誰よりも、こだころ.さんのことを一番に心配していました。
反抗期を迎えてそれまで祖母へ辛くあたっていたこだころ.さんは、祖母に謝る機会を失いました。
「明日、謝ればいいや」「明日、お礼を言えばいいや」
誰しも、明日や次があるからと思って先延ばしにすることがあると思いますが、必ずしも明日が来るとは限らないので、後悔をしない日々を送ってほしいと語るこだころ.さん。