2023年11月19日 14:40
「子宮をぜんぶ取る」悩みながらも決断した直後…大事件が!<子宮全摘記録>
2017年8月ごろからめまいに悩まされるようになったカンノさん。そして2022年の冬、職場の健康診断で貧血と診断されてしまい、婦人科で検査を受けると……。本作は5年弱の長きに渡る、著者・舘乃夕華(かんのゆうか)さんの闘病記録を描いた作品です。
※子宮筋腫とは…良性の腫瘍であり、発生場所は子宮の内側(粘膜下筋腫)、子宮の筋肉の中(筋層内筋腫)、子宮の外側(漿膜下筋腫)とさまざまです。1つだけでなく複数できることも。主な症状は過多月経、生理痛、腰痛、頻尿、貧血など。超音波検査やMRIで診断可能で、治療法には薬物療法や手術療法があります。
深夜4時の恐怖
婦人科医によると、実は以前から子宮筋腫があり、現時点で確認できる子宮筋腫は4つ、最もサイズが大きいものは4cmほどとのこと。
すでに自覚症状もあるカンノさんは子宮筋腫の治療を開始するべく、まずは子宮頸がん、子宮体がん検査を受けることになって……。
大量出血に悩まされているカンノさんは、このまま何もせずに筋腫を放置するのだけは避けたいという思いでした。