「絵本はナシでいい?」→「いや!」体調不良の中で子どもの寝かしつけ。どうしようと思っていたら
と思いつつ、さっと読んで終わらせてしまおうと考えていると……。なんと上の子が「お母さんがしんどいなら、今日は僕が読むよ」と言ってくれたのです。突然のありがたい提案に一瞬「えっ」と思ってしまいましたが、お言葉に甘え「本当に助かるよ、ありがとう」とお願いすることに。
下の子も納得してくれて、いつもとは違う兄の読み聞かせを楽しんでいました。
温かい手に癒される
私の体調を気づかってくれた息子。嫌な顔をせずに読み聞かせを引き受けてくれた息子のことをとても頼もしく感じ、「なんていい子に育ってくれたんだろう」と、わが子のやさしさが身に染みて、涙が出そうになってしまいました。また、息子がやさしい声で本を読んであげている姿と、それを素直に楽しんでいる娘の姿にほっこりした気持ちに。
読み聞かせが終わってからは、息子は私のおなかをそっとさすってくれて……。
その手がとっても温かく、じんわりとおなかに伝わり癒されました。そして、おなかを痛がっている人がいたらさすってあげるという息子の思いやりのある行動にも感激してしまいました。
私自身、子どもたちのことをずっと守ってあげないといけない存在だと思っていましたが、私が子どもに助けられることがあるなんて。