「セレブ妻の座は私のもの♡」元彼を略奪し結婚した幼なじみ→豪遊目的の女に真実を伝えた結果…?
私には、小さいころからの幼なじみがいました。彼女は昔から欲しいものは手に入るまでずっと泣いて騒いでいる子。それが私のものでもおかまいなく――。ある日、その幼なじみから連絡がきて、私はなんだか嫌な予感がしました。そして、その予感は的中してしまったのです。
「プロポーズされちゃったー♡」
ある日、「聞いて! プロポーズされちゃったー♡」と幼なじみから連絡がありました。聞くと、彼女にプロポーズしたというのは、私の彼と同姓同名の人。「……まさか」と思い「別人だよね?」と尋ねると、彼女から「ごめんね、あなたの彼氏、奪っちゃった♪」という言葉が。
私と彼は交際して5年の仲。実は最近になって気になることがあり、別れ話をしていましたが、まだちゃんと別れたわけではありませんでした。
「私の彼氏だって知ってるよね? そのうえでわざと言い寄ったの?」――私が彼女に聞くと、彼女からは「だってうらやましかったんだもん♪ 彼氏が別荘持ちの金持ちなんてズルすぎるのよ」という返事が。
確かに彼の家族は資産家です。彼女はそんな「裕福家庭育ちの彼」に目がくらんだのか、私から略奪したと言うのです。