初来日!SXSW映画部門の大物ディレクターに聞く「本当に良い映画」
「新しい才能」を見つけるならSXSWで
(Photo by Chris Goldberg)
SXSWは米・ユタ州で開催されるインディペンデント映画の宝庫として知られる「サンダンス映画祭」に続く第二の映画祭で、規模は仏・カンヌ映画祭と同程度だが、客層の面では全く異なりカジュアルでエッジが利いているのが特徴だ。
SXSWにはどの応募作品も必ず審査員が見て審査するというポリシーがあり、新しい才能の発掘にも力を入れている。
ここで上映される作品のほとんどが世界で初めて上映されるものであることから数多くの映画バイヤーたちも訪れるという。
「魅力ある映画」とは
(Photo by Reo Takahashi)
Q. SXSWで公開される映画を選ぶのに関わっているのですか?それともコンセプトを決めるだけですか?
私は作品の選考にも深く関わっています。自分だけでやっているのではなくチームで協力していて、2500の長編映画と5000の短編映画が出品され、最終的にフェスで流す長編を140作品、短編は110作品まで絞らないといけません。ですが毎年いい作品が来ているため少し多めに上映しているのが事実です。