「起業なんて自分とは誰か」を確かめるツールに過ぎない。
と協業することで、新たなイノベーションを起こし、その価値をアフリカ、日本、世界に紹介。
Makiさんはきっぱりとこうも言い放った。
「結論から言うと、社会貢献とか全く考えてない」
目標からしても、社会性の強い会社を立ち上げた彼女の発言としては意外だった。
果たして、彼女の「自己実現」とは経済的な成功だけを意味しているのだろうか?
今回、Be inspired!はMakiさんの「起業」に対する信念について、直接お話を聞いた。
「最終的には『個人』なんですよ」
(Photo by Instagram)
共同設立者でありデザイナーのMphoさんとアメリカの大学院時代に出会ったというMakiさんは、海外生活が長い。
13歳の時初めてアメリカに渡航以来、国内外の国際的な環境で育った彼女にとって「日本」に自分のアイデンティティーを見出すことは無理だ言う。
「帰国子女によくある話で、普通の人は大人になると落ち着くはずなんだけど、私は落ち着かなくて(笑)パスポートは日本だけど、それと自分のアイデンティティーは繋がってない。