くらし情報『「パッケージはくだらない」この国の無駄なオモテナシ』

「パッケージはくだらない」この国の無駄なオモテナシ

目次

・過剰包装大国「日本」
・パタゴニアが挑むデポジット制買い物袋とは
・LUSHにとってパッケージは「くだらないもの」?
・「拒むこと」で世界は変わる
(Photo by Hwellrich / Adapted.)

(Photo by Hwellrich / Adapted.)

「レジ袋はご利用ですか?」 
そう聞かれて無意識に頷いた経験はないだろうか。 
当たり前となっているその光景、実は世界では「あり得ない」ことなのだ。 
世界には、そんな「あり得ない」日本の日常に切り込む企業がある。

過剰包装大国「日本」

(Photo by John Mahoney)

(Photo by John Mahoney)

2013年に行われた東京オリンピック招致の際、滝川クリステルのスピーチで話題になった「おもてなし」という言葉。 
このような言葉からもわかるように、日本には相手を気遣う文化が根付いている。 
しかし海外から日本にやってきた人々の多くが、とある気遣いに「やりすぎ」だと呆れてしまうことがあるのはご存知だろうか? 
それは「包む」気遣いだ。 
例えば土産物のお菓子。 
箱には綺麗な包装紙がかけられ、開けると板で仕切られた中に一つ一つ小分けに包まれたお菓子が入っている。 
人に配る際には便利だが、肝心なお菓子そのものにありつくまでの開封作業が面倒だ。

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