くらし情報『「ダサいセーターでチャリティを」。クリスマスの過ごし方で問われる先進国の品格。』

2016年12月22日 05:41

「ダサいセーターでチャリティを」。クリスマスの過ごし方で問われる先進国の品格。

ふざけているようにみえるが、参加者たちは「ただただ楽しむ」のではなく、きちんとその活動の意義を理解している。そのため、家族で「Christmas Jumper Day」に参加する人も多く、クリスマスの日にはあえて家族全員でダサいセーターを着て、チャリティの意識を高めている家庭も多い。もちろん、家庭でもただ単に楽しいイベントとして子供たちを参加させてはいない。親が子にきちんとそのチャリティの意味を理解させ、その理解をもってセーターを着させているのだ。これは一過性のものではなく、次世代にまで続けさせようとしているチャリティ。2012年から始まったこの活動は、すでに100万人以上の人々が参加し、150万ポンド(約2億900万円)もの募金が集まっているという。

クリスマスの3週間前から聞こえる「切り上げて下さい」

所変わってドイツでも4年前から、とあるチャリティ・キャンペーンが始められている。ドイツ国民にとってクリスマスはとても大事な日だ。
クリスマスの3週間前から各家庭で準備が始まり、クッキーを焼き、ツリーの飾りつけをする。そんなタイミングに合わせて始められたのが、「Deutschland rundet auf」

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