「生き苦しさ」以外に、アートやカルチャーの「素敵なものを共有する」アプローチで今の時代に響かせたい。Letibee取締役 外山雄太
が多様だということを表す「SOGI(ソギやソジと読む)」という呼び方があることを紹介してくれた。“LGBTって結局、LとGとBとTがあってそれ以外にもたくさん性のあり方ってあって、なんかいろいろAとかQとか入れていってきているけど、どんどん長くなっていってきちゃって、でも「SOGI」っていうのはSOがsexual orientation(性的指向)、GIがgender identity(性自認、性的嗜好)を意味していてそれぞれに多様性があるよねっていうインクルーシブな感じになっていていいですね。”外山氏が運営するLetibeeのホームページでは表記をLGBTで統一している。間違いがあったり他の人権を損害することはあったりしてはいけないが、「LGBT」というキーワードで検索する人が多いことを考慮しているのだそうだ。
「新宿二丁目」や「出会い系アプリ」とは違う、“コミュニティを作れる場所”
ゲイという切り口なら、「新宿二丁目」のような“居場所”や「出会い系アプリ」があることで生きやすくなってきている。けれども“二丁目”のようなディープな雰囲気の漂う夜の町が苦手な人や未成年者にはハードルが高く、掲示板で顔の見えない人たちと交流するとなると、アンダーグラウンド、さらには“エロ”にアクセスすることにもなる。