コスト0円、16ヶ月の旅。アフリカ〜イギリス間をチャリで縦断した夫婦が手に入れた“形のない財産”
国境や人種を超えた人々との交流に心を温め、世界平和を考え、ペダルを漕ぎ続けた。
大の大人がそんな生き方をしてもいいんだ!
日本人としてではなく、地球人として生きる麻友さんは日本人へ向けてこう語る。“来年、来月、明日の自分が何をしているかさっぱり分からないことに、心配ではなく、楽しみでならない。それが私たちにとって、本当の幸せだと思う今日この頃です。人生は誰のためでもなく、自分自身のもの。
大の大人がそんな生き方をしてもいいんだと、日本の人々に伝えたい”
私たちが生きる世界は、目線を変えれば実は可能性しかない。目の前の仕事に取り組むことは勿論大事だが、本当の幸せはそこにあるのだろうか?明日や5年後の不安を解消するためだけに、人生がある訳ではない。麻友さん自身、日本でのOL経験がある。社会人としての葛藤を経たからこそ、自分を信じて世界を渡り歩いてきた。明るく自分なりの人生をサバイブする彼女のナチュラルな生き方から、見えてくるもの。それは制限も閉ざす必要も実はどこにも無いこと。あるとすれば、それは誰かが勝手に作ったものだ。
現在、シルクロード経由で日本へ向かう自転車旅を計画中の麻友さん。