参加費0円。アフガニスタンの子供たちに「笑顔」と「平和な時間」をもたらす“スケボー教室”とは
(参照元:GOOD Sports)
スケートイスタンは、彼のような事情を抱えた子供が「児童婚」や「児童労働」の問題から離れて、「子供でいられる時間」をなるべく持てるように働きかけている。スケートイスタンに参加している子供の半分以上が、ジェンダー格差により立場の弱い女の子か、道端で働かされている子供だ。
「クリエイティブな力」の持つ大きな意味
さらに、スケートイスタンはアフガニスタンの一般的な学校では教わることのできないクリエイティブワークを教えている。プログラムは大きくわけて3つ。①スケボー&クリエイト、②バック・トゥ・スクール(学校に通えていない子供の学習を助けるもの)、そして③ユース・リーダーシップ。
幼い子供も参加できる「スケボー&クリエイト」では、スケボーだけでなく、ペイントや彫刻、写真などのアートの体験の機会を提供し、人権や環境について教えている。(参照元:Skateistan)
このようなクリエイティブワークは、果たしてどのような教育的意味を持つのだろうか。クリエイティブな教育は、家族のために労働を強いられている子どもたちにとって必須なものではないという見方もあるかもしれない。