「ムスリム女性特有の苦悩」を訴えるために韻を踏む“ヒジャービー・ラッパー”誕生。
その際にターゲットにされやすいのがヒジャブを被るなどムスリムだと明らかな装いをしているムスリムの女性たちなのだ。
彼女たちは、他の宗教を信仰する女性たちと同じ権利を享受できていない。そんなムスリムの女性たちが声をあげたのが#MuslimWomenDayだった。
属する人種や宗教グループにより人々はそれぞれ異なる苦悩を抱えているが、彼女たちがそこで訴えたのはヒジャブを被っているから浴びされる暴言など「ムスリム女性特有の苦しみ」である。(参照元:The Huffington Post①, ②)
ラップで“ヒジャービー”が声を上げる
ヒジャービーとは「ヒジャブを被った子」という意味だ。そんなヒジャービーのモナ・ヘイダー(Mona Haydar)は今年3月にラッパーとしてデビューした。
彼女は詩人でアクテビィスト、持続型農業の実践者、瞑想者、堆肥愛好者、山好き、ソーラー発電好き、神の熱心な信者というエネルギーに溢れた女性だ。(参照元:M O N A ::: H A Y D A R)ヒジャブを被っているだけでなく、妊娠しながらもラップしているという点で彼女は珍しい存在かもしれない。